週刊ダイヤモンドから年数回販売されるマンション特集の別冊ですが、今回は見ごたえのあるものとなっています。

いつもと同じく広告本であることに変わりはないのですが、デベロッパーがマンションの価格を決める仕組みが掲載されていたりとマンマニも勉強になりました。

まずマンションの建築費ですが想像以上に上昇していました。マンマニの認識としては戸当たり(おおよそ70㎡前後)で2000万円程度かなぁ~と思っていたのですが現在は2200万円程度はかかるようです。
この金額は近郊、郊外でよくある仕様、構造のものですから高級仕様のタワマンなどではもう少しかかるでしょう。

先日津田沼のタワマンの記事を書いた際に戸当たり2000万円と書いたらそれは無理です!とのお返事をいただきました。
おおよそ2500万円~3000万円はかかるだろうと。


ごくごく普通のマンションでさえも2200万円かかるとなると相当厳しい状況ですね。

建築費と土地代の割合は都心部で建物35%、土地65%、近郊、郊外で建物65%、土地35%と逆転してしまいます。

単純計算ですが現在坪単価210万円で新発表された近郊、郊外マンションは5年前なら坪単価170万円程度で売りに出すことが可能だったということになります。

週刊ダイヤモンドの記事によれば首都圏のファミリーマンションの戸当たり建築費(70㎡換算)の推移は

2010年 1600万円
2012年 1700万円
2013年 1850万円
2014年 2000万円
2015年 2200万円

これは上がってますね~マンションの竣工時期を考慮すると来年の春くらいまでに完成するものは今よりも安いときの建築費ですから2017年完成のマンションの価格は・・・。

今回の本誌では近郊郊外のマンションも多く掲載されていますから読んでみていただければと思います。

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